中川政七商店との資本業務提携に関するお知らせ

いつも漆琳堂をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、株式会社漆琳堂は、株式会社中川政七商店との間で、資本業務提携を締結いたしましたことをお知らせいたします。
当社は1793年の創業以来、越前漆器の技術を受け継ぎ、「100年先も漆を塗り続ける」というビジョンのもと挑戦を続けてまいりました。
今回の提携により、中川政七商店の知見を活かした経営基盤の強化をはじめ、新たな需要創造や販路の拡大に向けた取り組みを進めてまいります。
取り組みの詳細については、随時発表してまいります。
7月に今後の展望に関する発表を予定しておりますので、ぜひご期待ください。
産地と漆器産業を次の時代へ進めていくため、両社一丸となり尽力してまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

■ 株式会社漆琳堂 代表取締役社長 内田徹
中川政七商店との関係は、2011年に始まった合同展示会「大日本市」の第1回まで遡ります。今では100社を超える展示会へと成長した「大日本市」ですが、当時はたった3社からのスタートでした。その後も経営コンサルティングやOEM商品「食洗機で洗える漆椀」の開発などを通じて、15年以上にわたり協業を重ねてきました。互いの産地や会社を行き来しながら歩みを共にするなかで、今では単なる取引先という言葉では表せない関係性を築けていると感じています。
中川政七商店は、単に“ものを売る会社”ではなく、産地や作り手の未来まで見据えながら、企画、流通、ブランドづくりを磨いてきた企業です。漆琳堂が掲げるビジョン“100年先も漆を塗り続ける”にも深く共感いただき、これからの挑戦を共に前へ進めてくださる存在だと思っています。
漆琳堂もまた、伝統を受け継ぐだけでなく、試行錯誤を重ねながら、産地の垂直統合、若手職人の育成、ブランドづくりに取り組み、事業を育ててきました。今回の資本業務提携は、伝統を守るためだけのものではありません。産地と漆器産業を、次の時代へ進化させていくための挑戦です。今回の提携によって、新たな挑戦と成長の機会が広がっていくことが楽しみです。

■ 株式会社中川政七商店 代表取締役社長 千石あや
後継者不足や人件費の高騰、原材料の確保、サプライチェーンの維持など、工芸の産地を取り巻く環境は一層厳しさを増しています。いいものを作りたくても、それを作り続けること自体が難しくなりつつある今、「売る力」だけでなく「つくる力」をどう未来へ残していくかが問われています。
中川政七商店はこれまで、販路開拓や商品開発を通じて産地の皆さんと歩みを共にしてきました。しかし、工芸を100年先へつないでいくためには、もう一歩踏み込み、志を共にするメーカーとともに事業そのものを育てていく必要があると感じています。
漆琳堂さんとは、「大日本市」が始まった頃から15年以上にわたり関係を築いてきました。“100年先も漆を塗り続ける”というビジョンのもと、自社の成長だけでなく、漆や産地全体の未来を見据えて挑戦を続ける姿勢に、私たちは深く共感しています。
今回の資本業務提携は、一企業同士の提携にとどまらず、作り手と伝え手がともに責任を持ち、日本のものづくりの未来を支える新しい関係性を築く挑戦です。“日本の工芸を元気にする!”というビジョンのもと、これまでの実践をさらに深化させる一歩として、この取り組みを大切に育てていきたいと考えています。
————
詳細は、以下をご参考ください。
https://www.nakagawa-masashichi.jp/company/press/2026/06/000284.html

