日本最古の漆器の産地、越前。
この地で漆器づくりが長く受け継がれてきたのは
湿潤で曇天の多い気候とともに、
縁戚や地縁による細かな分業制が構築されたことに拠ります。

漆の樹液を採取する漆掻き職人。
木を刳(く)る木地師。
木地の強度を高める下地師。
漆器を艶やかに仕上げる塗師。
蒔絵を器に施す蒔絵師。
このような職人技の結晶が越前漆器なのです。

漆琳堂は寛政5年(1793年)の創業以来、
漆の塗師屋として越前漆器づくりを営み続け、
その技術を今日まで継承してきました。

越前漆器は伝統工芸品であると同時に、
日々の暮らしで使われる生活道具でもあります。
美しさと堅牢さを兼ね備える漆器を
いっさいの手間を惜しむことなくつくり続ける。
それが漆琳堂の永代変わらぬ矜持です。

これまで継承されてきたものを、これからも遺していくこと。
それもまた私たちに課せられた使命。
あたらしい技術や製法の習得も怠ることなく、
日々精進しながら漆器づくりの道を歩んでゆきます。

美を塗る。藝を重ねる。

社名
株式会社漆琳堂
事業内容
越前漆器製造販売
・業務用漆器
・伝統的工芸品
・OEM生産
本社
〒916-1221 福井県鯖江市西袋町701
TEL:(0778)65-0630 FAX:(0778)65-0697
設立
1988年9月20日
創業
寛政5年(1793年)
取引銀行
福井銀行 河和田支店
福井信用金庫 河和田支店
URL
www.shitsurindo.com
漆琳堂の歴史
産地の歴史